雨が降ってたんで、またカエルの撮影に行ってきました。
昨晩はアカガエルフェスティバル。産卵盛期はまだ終わっていませんでした。
ヤマアカガエルとニホンアカガエル合わせて100匹以上は産卵に来ていたような
気がします。私がいる間に50近くもの卵塊が産みつけられました。他の場所も見て
回りましたが、ここだけが明らかに産卵のピークが遅いようです。これまで雨が少な
くて水がほとんどなくなっていたため、この辺りのアカガエルは産卵できずにいたの
かもしれません。
2007年2月4日
2007年2月23日
メスがやってくるとオスは我先にと飛びついていきます。オスの抱きつく力は強く、
なかなか離しません。間違ってオスに飛びつくこともありますが、間違われたほう
が「グッグッグッ・・・」と小さくて低い声で鳴いて間違いを知らせてあげると、すぐに
離れていきます。

ニホンアカガエル。メスの争奪戦。
産卵行動はヤマアカガエルとほとんど同じでしたが、産卵を促すときのオスの動き
が少しだけ違っていました。ヤマアカガエルはうしろ足をこねくり回していたのに対し、
ニホンアカガエルはメスに抱きついたまま、小刻みに体を前後させていました。

ニホンアカガエルの産卵。
現場に着いたときにはニホンアカガエルが多かったのに、時間がたつにつれヤマアカ
ガエルの声が目立つようになりました。
ニホンアカガエルやニホンヒキガエルと違って、ヤマアカガエルは鳴嚢(めいのう:鳴く
ときに膨らませて音を共鳴させる袋状のもの)を持っていて、鳴くときに膨らませます。
その姿を撮影したいのですが、なかなか近くでは鳴いてくれません。
ただ待っているのも暇なんで、なんとなくヤマアカガエルの鳴きまねをしてみました。
すると・・・
さっきまで鳴き止んでいたカエルたちが徐々に鳴き始めました(たぶん)。さらに鳴き
まねを続けていると、何匹ものオスが鳴きながらこちらに向かってきます(そんな気がした)。

こちらに近づいてきて「なんだよ、てめー」てな感じでこちらを睨みつけています。

両頬を大きくふくらませて鳴いているオスのヤマアカガエル。
これまで待っていたのは何だったんでしょう。鳴いているカエルが自ら近づいてきて
くれたおかげで、あっさりと撮影することができました。
今年の撮影テーマはカエルの産卵と鳴いている姿です。このあたりにいるカエルは
全部で11種。そのうちほぼ絶滅状態のトノサマガエルを除いた10種(うち3種は撮影
済み)の産卵行動を今年中に撮影したいと考えています。
<い>

ついでにオオイタサンショウウオも見てきましたが、やっぱり産卵行動は撮影
できませんでした。
