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オオウナギとの出会い

番匠おさかな館にはオオウナギという珍しい魚がいます。

オオウナギといってもウナギが大きくなったものではなく

別の種類で名前の通りウナギより大きくなることや体の

模様、顔つきなんかも違います。 また熱帯性のウナギなので

南西諸島を除く西日本以北ではあまり見られません

おそらく海流にのって南からわずかながらやってくるのでしょう。

 

おさかな館のオオウナギは平成17年に番匠川でモクズガニ

を捕るカゴ網で捕獲されました。 これまで大きなウナギを捕まえたとの

連絡を受け心踊りながら見にいったところ確かに「大きなウナギ」 ということは

何度かあったのですがそのウナギは正真正銘のオオウナギでした。

 

            < 捕獲されたオオウナギ > 

 

     < このまだら模様はオオウナギの証 >

 

実はこれが最初のオオウナギとの出会いと思うかもしれませんが

オオウナギを見るのはこれが始めてではありません。

 

私は22歳の頃、大学の卒業研究で沖縄県西表島に10ヶ月近く

滞在していました。その時、友人Nと山に探検にいったときのことです。

道に迷わぬよう細流にそって歩いていったのですが

途中、狭くて浅い川の中に太いホースのような物体が

川に沈んでいるのを見つけました。

よく見ると1.5m近くはあろうオオウナギ・・・ (※ 沖縄ではウナギよりオオウナギの方が多い)

ぴくりとも動かないので死んでいるのか思いました。

私とNは捕獲道具を持っておらず素手だったのですが

「捕まえて蒲焼にしよう」と思い恐る恐る近づきました。

近づいてもまったく動かなかったのですが手が触れた瞬間、 ものすごい勢いで暴れだし

水の中はあっというまに濁って見えなくなりました。

濁った水の中、 ぬるっとした感触が素足に触ったりと悲鳴をあげながらも

捕まえようと必死だったのですがすぐにいなくなってしまいました。

 

これがオオウナギとの衝撃的な出会いだったのですが

その頃は後にオオウナギを飼育することになるとは夢にも

思っていませんでした・・・

 

話は戻って、 おさかな館にやってきてからのオオウナギですが

最初は餌を食べてくれませんでした。 解凍したワカサギを与えて

いたのですが見向きもせず、 今度は生きた魚を入れて数が減るか

確かめたのですが魚は減らずに1ヶ月が過ぎました。

いくら生命力が強いウナギといえどもさすがに心配になってきました。

そのとき、あの言葉を思い出したのです。

 

「カンタロウミミズ(シーボルトミミズ)を餌にすると

大きなウナギが釣れるんじゃ・・・」

 

もしかしたらカンタロウミミズなら野生の本能を

目覚めさせてくれるかも・・・

だけど、 その時期はまだ肌寒いせいかカンタロウミミズを

見つけることができませんでした。

しかし、その後オオウナギは生きた魚を食べるようになり、

さらには死んだ餌でも食べるようになってくれほっとしたのですが、

カンタロウミミズを食べるオオウナギを見てみたいという

野望がふつふつと煮えたぎってきたのです。

 

明日へつづく・・・

 

     < 現在飼育中のオオウナギ >

 

 

< タッツン >

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2007年02月26日 12:16に投稿されたエントリーのページです。

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