ある川のある場所がある工事によって消滅します。
そこはほんとに小さな場所なんですが、
その周辺地域ではほとんど見かけることのない
シオマネキやクシテガニ、カワヨウジなどがすんでいます。
工事によってこれらの生きものは消えていくわけで・・・
で、
対策として何をするのかというと、
シオマネキだけ移植するそうです。
この川には他の場所にもシオマネキがいるにはいます。
しかし、今のところ他の場所で確認できている数はごくわずか。
このあたりで見つかっているシオマネキの大部分が、
工事で消滅してしまうその場所にすんでいます。
他の場所にシオマネキがほとんどいないのにはそれなりの理由があり、
その理由を排除しない限りは移植しても意味がありません。
でも、そんなことはどうでもいいようです。
「放流しても意味がありませんよ」と言いましたが、
だからといって特に計画を変更する気はなさそうです

似たような話しが以前にもありました。
ある川の、
ゲンジボタルがたくさん見られたある場所で工事が行われ、
それ以降ホタルが激減しました。
工事をした側の説明では、
3年後にはホタルも復活するだろうと言っていたそうですが、
数年たってもゲンジボタルは増えません。
そこで何をしたかというと、
その場所ではゲンジボタルの幼虫のエサとなるカワニナの数が工事前よりも減っている
ようだから、別の場所から採ってきて放流するという話しになったようです。
カワニナの放流の手伝いをしてほしいという話が私のところにまでやってきました。
もちろんお手伝いはお断りしました。
意味ありませんから。
その場所周辺にカワニナはちゃんといます。
工事を行った場所が以前のようにカワニナの生息に適した環境になれば、
自然にカワニナも増えるはずです。
数年たってもカワニナの数が少ないということはそれなりの理由があるはずで、
使い捨てのようにカワニナを放したところで何か意味があるのでしょうか。
しかも、ホタルが少ない理由はカワニナだけが原因とは限りません。
サナギになる場所がなくなってしまたっとか、
卵を産む場所がなくなってしまったとか、
いろいろと理由がありそうな気もするんですけど、
そのへんのことを調べたか
どうかもわかりません。
この手のことを考える人たちは、
自己満足できれば結果がどうであろうとあとは
どうでもいいのか、はたまた「自分たちは対策してますよ」 的なアピールがしたい
だけなのか。
どちらにせよ、しょうもない話です。
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