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2008年09月 アーカイブ

2008年09月28日

有明海紀行 パート4(ウナギの延縄釣り)

3連休最終日はウナギの延縄釣りに連れていってもらいました。

餌はアンコウ網で取れたシラタエビで

タッツンも針につけるのを手伝いました。

 

 

河口から上流側に向かって次々と仕掛けを落としていき、

全部落とし終わったら、 戻って引き上げていきます。

 

 

この日は一番下の甥っ子もついてきて

獲れた魚を船の水槽に入れるのを手伝いました。

この甥っ子は生きものが大好きで見ていて頼もしくなってきます。

 

 

この日はウナギが15匹くらいとコイ1匹、 ハゼクチがたくさん獲れました。

ちなみにウナギは市場には出さず、 家で食べる用です。

獲れたばかりのウナギは泥臭いのでネットにまとめて入れ

数日水槽で生かしておいてから食べます。

 

   

そして数日前に獲ったウナギをお義父さんが

見事な包丁さばきで蒲焼きにしてお土産に持たせてくれました。

そうタッツンが1週間一人で食事に困らないように・・・

つまりタッツン一人で帰ることに・・・

 

ウッ!! 考えてみればこの3連休を一番満喫していたのは

タッツンだけだったような・・・

 

奥さんと子供は1週間後、両親が遊びがてら

送ってくれることになりました。

普段、 故郷を放れ子供二人の子育てに追われているウチの奥さん・・・

実家でのんびりしてねと思いつつ

一人寂しく帰路に着くのであった・・・

 

          < ムツゴロウ >

 

 

< タッツン >

 

2008年09月26日

死を食べる

アリに食べられているアゲハチョウ

 

 

 

葉の先にとまったまま絶命していました。

 

 

 

 

 

<い>

 

 

2008年09月25日

ミゾソバの花

水辺にあるミゾソバの小さな花がなんとなく好きです

林道にたくさん生えているマルバウツギの丸っこい葉っぱや

虫に食われて迷路模様になっているツワブキの葉っぱも

いい感じ

 

 

 

<い>

 

 

2008年09月21日

有明海紀行 パート3(正体不明の魚)

 

↑「この魚、たまに入るけど、 なんて魚かわからんかね?」

 

お義父さん が手にした魚はタッツンも初めてみる魚でした。

「淡水魚じゃなか?」 とお義父さんに聞かれたものの

こんな淡水魚は記憶になく

 

「う~ん、正直初めて見るのでわかりません。 淡水魚ではないと

思うんですけど・・・  持って帰って調べてみます。」

 

ということで冷凍して持ち帰り、日本産魚類検索で調べてみることに・ ・・

 

普段、検索するときは何科の魚くらいかは大体わかるので

科から始めるのですが、今回は科の検索からスタートしました。

すると比較的早くカライワシ科に落ち、

カライワシ科を見るとカライワシしかありませんでした。

 

そしてネットでカライワシを調べてみると

日本ではカライワシの他にタイセイヨウカライワシというのも

獲れていてこの個体がどちらかまではわかりませんでした。

 

カライワシはイワシとつきますが、赤ちゃんのときの体が

ウナギの赤ちゃんと同じレプトケファルス幼生という段階を経て成長することから

イワシではなくウナギに近い魚というから驚きです。

また成長すると1m近くになるそうです。

今回漁獲されたものは12cmほどなのでまだまだ子供です。

 

お義父さんが「淡水魚じゃなか?」 というのも分かる気がします。

顔はイワシっぽいですがヒレの枚数や位置、 ウロコの大きさや

体型がコイ科のウグイを細くしたような感じに見えます。

 

           < ↑ウグイ >

 

 

ちなみにカライワシという名前は 「日本であまりみかけないイワシに似た魚」

ということから「唐からきたイワシ」→ 「カライワシ」というのが由来だそうです。

 

 

< タッツン >

 

2008年09月20日

有明海紀行 パート2(マハゼとハゼクチ)

有明海は黄海や東シナ海沿岸の干潟と先史的な繋がりがあり

共通する生きものが多くいるそうです。

その中には日本の他地域では見られない種類も多く

その代表的な魚でムツゴロウやワラスボと聞いたら知っている人も多いと思いますが

これから紹介するハゼクチもその一つで有明海と八代海にしかいない魚です。

 

ハゼクチはアンコウ網によく入る魚でマハゼと似ています。

マハゼは成長しても25cmくらいなのに対し

ハゼクチは50cmを超え、そのような大きなものは「お化けハゼ」と呼ばれたりします。

そのような大きな個体ならハゼクチと一目瞭然かもしれませんが

マハゼと同じようなサイズならどうでしょう?

 

            < 上がマハゼ、 下がハゼクチ > 

 

素人目では違いを探すのは難しいと思うのですが

有明海で長年漁師をしているお義父さん は違いました。

 

タッツンがハゼクチを見ていて

「マハゼとどこが違うのかな?」 とつぶやくと

「マハゼってこのトラハゼのことかにゃ?」

とハゼの中から1匹取り出しました。

マハゼのことをトラハゼと呼ぶようで

「尾ビレの模様が違う」と教えてくれました。

 

    < 上がマハゼ:尾ビレの模様に注目、 下はハゼクチ >

 

マハゼの尾ビレには点列模様があるけどハゼクチにはありません。

後に魚類検索を見ると一番わかりやすい識別ポイントでした。

しかし、驚いたのはそれだけではありません。

お父さんは「目の幅も違う」 と言い出したのです。

 

           < 左がハゼクチ、 右はマハゼ >

 

そして比べてみるとハゼクチの方が目と目の間隔が広いことがわかりました。

何という観察力・・・ これを自分で見分けていたというのだから驚きです。

 

お義父さんが言うにはハゼクチに混じって、 マハゼも少し獲れるそうですが、

普通の人ならこれが違う種類とは気づかないでしょう。

正直、 タッツンもマハゼが混じっていることに気づいていませんでした。

 

しかし、 そんなお義父さんでも知らない正体不明の魚が獲れたのですが

続きはまた・・・

 

 

< タッツン >

 

やすぞうさんからのコメントに対する返答

たしかに伝説のスナイパー、これが一番しっくりきます。

 

やすぞうさん、あんたすごいよ。

 

 

PICT0020.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見立て遊びは感性を育てます。

 

 

 

<い>

 

 

2008年09月18日

カニなのに

ハクセンシオマネキのメスです。

 

 

 

このカニをじーっと見ていると、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サルの顔に見えてきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

さらによく見ていると・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの国民的人気キャラクターに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あると思います。

 

 

 

 

 

<い>

 

 

2008年09月13日

有明海紀行 パート1

お盆も過ぎたころ3連休が取れたので

ウチの奥さんの実家、佐賀に遊びにいきました。

 

奥さんの実家は有明海の漁師で

秋から春にかけて海苔の養殖を

それ以外のときはアンコウ網といった漁法で

エビや魚を獲っていて、 この漁につれていってもらうのが

佐賀に行ったときの楽しみの一つです。

 

 

なんといっても普段では見られない有明海の生き物を

たくさん見られるわけですから

 

アンコウ網とは魚のあんこうが口を開けた姿に似た網で、

潮流に乗って移動する魚介類を漁獲します。

 この時の漁ではシラタエビやワラスボを獲るのが目的でしたが

その他、色々な生きものが入ってきます。

 

    < シラタエビ 有明海ではシラエビという >

                < ワラスボ: 顔がエイリアンみたいです >

 

魚以外にも有明海を代表する小型のイカ

ベイカも捕れ、 これを手にとり遊んでいると

ガブっと噛まれなかなかの痛さでした。

 

             < ベイカ >

 

小さなイカですが手で触っているとよく噛みついてくるそうです。

今年これに噛まれた一番上の甥っ子は

漁にいくのを怖がってついてこなくなったそうです。

 

漁の仕事はお兄さんが後を継ぎ世代交代していますが

有明海で長年漁師をしてきたお義父さんもまだまだ現役です。

このお義父さんが生きもの好きで有明海の生き物に詳しい。

漁師というと漁業価値のない魚には興味がないという人も

多いかもしれないけどこのお義父さんは違います。

この日もある魚の見分け方を聞いて驚かされたのですが

それは次回に・・・

 

 

< タッツン >

 

2008年09月04日

山さん奮闘中の横で

8月はリンさんと山さんがおさかな館でそれぞれ2日間の研修に訪れました。

2日間という短い研修の内容を考えたとき、

展示生物の採集を体験してもらうのがおもしろいと思いました。

しかもウェットスーツとマスクを着用して水中を見ながらのハゼ採りです。

 

その中で山さんに課したボウズハゼの採集のときには

自分にも自らが課した任務がありました。

それはボウズハゼの水中撮影です。

 

ボウズハゼは今年よく水中撮影しにいったポイントにもいたのですが

あまり数が多くない上に警戒心も強く

まったく近寄らせてもらえませんでした。

 

しかし今回のポイントにはボウズハゼの数も多いので撮影できるはずです。

またこのポイントはボウズハゼ以外の魚影も濃く

他にも撮影したい種類がいました。

 

ヌマチチブ♂

              < ヌマチチブ♂ >

 

ゴクラクハゼ♂

          < ゴクラクハゼ♂ >

 

ヌマチチブ、シマヨシオボリ、 ゴクラクハゼなどは警戒心が薄いのか

目の前をウヨウヨしていて撮影も容易で、 山さんも余裕で採集していましたが

さすがにボウズハゼだけは手強いようです。

 

           < ボウズハゼ >

 

撮影もボウズハゼだけはなかなか近寄らせてくれませんでしたが

何度が近づくうちにやっとじっとしてくれる個体がいて

かなり近づいて撮影することができました。

 

ボウズハゼ

             < ボウズハゼ >

 

一方、山さんはいうと依然苦戦中でした。 山さんに

「 体も冷えてきたけど大丈夫ですか?」 と聞くと

「 いやー楽しいですねー、 もう少しで採れそうな感じなんですよー 」 

と寒さを忘れるくらい採集に熱中している様子でした。

結局、 山さんはボウズハゼを手中に収めることはできませんでしたが

初めての水中採集に満足の様子でした。

 

タッツンもボウズハゼ以外にも色々撮影でき満足な1日でした。

 

 

< タッツン >

 

2008年09月02日

読書感想文

夏休みも終わり宿題提出ってことで今回は読書感想文です。

最近買った本の中で、生きものがらみの本の感想でも。

 

 

●『BONES 動物の骨格と機能美』  早川書房

骨の本です。モノクロの写真が素晴らしくかっこいい。

骨ってなんだかメカニカルな感じがして好きなんですが、 この本に関しては、

骨の本だからとか、生きものの本だからとか、 そんなこととはまったく関係なしに、

写真集として気に入ったので購入しました。 解説もわかりやすくてためになります。

超オススメ。

 

 

●『干潟の生きもの図鑑』 南方新社

南九州の干潟で見られる、鳥や魚、甲殻類、 貝類などが載ったフィールド図鑑です。

魚以外まったくわかっていない私にとっては、写真がしっかりしているのは

大変ありがたいです。しかもかなりマイナーな生きものの写真まで載っています。

 

最近必要に駆られてカニを調べているのですが、 私が持っている文献では特徴

が文章や図だけで説明してあるものも多く、 私的にいまいちぴんときませんでした。

しかし、この図鑑では特徴を説明するために何点もの写真を使い、 直接写真に

説明が書いてあるので、素人の私にも簡単に種の判別ができそうです

 

特徴を説明するときに使う、 体の各部名称の読み仮名が書いてあるのもすばらしい。

一般の人向けのフィールド図鑑なのに、 専門用語の読み仮名が書いてないなんて

ことがよくあります。 難しい漢字で表された専門用語なんてだれが読めますか?

フィールド図鑑を作る人はこの図鑑を見習ってください。

 

 

 

 

<い>

 

 

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