夏の休日の事・・ ・
暑さしのぎも兼ねて水中撮影をしました。
なんかいい被写体はいないかな~と石をめくっていると
そこには大きな石の天井にびっしりと卵が産みつけられていました。
その範囲は一つの石に留まらず、それに隣接する石にまで及んでいました。

< なんか地図みたいだな・ ・・ >
卵は小さいけれど、その数は途方もなくたくさん。
ふ化してから一度海に降るハゼ科の卵であることは確かですが
産んでいる範囲がかなり大きいのでヨシノボリの仲間ではなさそうです。
おそらくヌマチチブかな? もしくはボウズハゼ?・・・
しかし、 卵を保護していたオスはタッツンが石をめくったせいで
その場から逃げてしまったかもしれません。
卵を撮影した後、オスが戻ってくることを願いそっと石をもどしました。
その後、 撮影した写真をパソコンで確認したのですが
めくった岩の下にそっと息を潜める魚の姿を見つけました。
< 赤丸の部分、わかります?>
画像を拡大して確かめるとそれはヌマチチブでした。

タッツンの突然の襲来・・・そしてそれが過ぎ去るのを
息を殺すかのように見守っている姿が何とも健気です。
恐らく、 この卵の親に違いないでしょう。
今度、 岩をめくるときはそ~とめくって
迷惑がかからないよう撮影したいと思います。

< ヌマチチブ(※注: このお話とは別の個体です)>
< タッツン >
